服を着るということ
以前、YouTubeで動画検索をしていて、おもしろいスピーチを見つけました。
タイトルは「古い服を着るということ」。
もう一度観たいと思い検索するのですが、見つかりません(泣)。
都会的でかっこいいキャリアウーマンの彼女は、出張やプライベートの旅行の際は下着意外の着替えを持っていかないのです。
旅先にある古着屋ですべて調達します。
「訪れた先で出会ったものですべてをコーディネートして楽しむ」
これが、彼女の旅のスタンス。
もちろん旅行のメイン・イベントは別にあります。
あくまでも、何を着るかという事は旅の「添え物」でしかないのです。
もちろん、どこのだれかが着たかわからない「古着」を着ることに抵抗を覚える方もいらっしゃることと思いますし、その場合は残念ながらむずかしいですね。
でも、もともと私は、「古着好き」。なので、とってもわくわくするスピーチでした。
もともと私は、ファッションにしてもライフスタイルにしてもヨーロッパのセンスが好きなのですが、ヨーロッパでは日本の女性のように洋服を沢山もっていないようですね。マルシェで素晴らしく素敵で上質なお気に入りの一枚(古着)を見つけて大切に着る。。。そんなスタイルが素敵だなあと思ったものでした。
実際、フランスに訪れた時、本当に皆さんシンプルなスタイルで。
でも、それぞれ個性があるから不思議。
無造作でこなれてて・・・。
そんな方たちが街のカフェに溢れているんです。
シンプルな装いの素敵な方たちは、どんな話題に花を咲かせているのかしら・・と気になってしまいました。
それから、お年寄りは高価そうなお洋服とジュエリーで品よくさりげなくでもぱ~っと明るく派手で存在感たっぷり。
若いうちは古着で十分素敵よねって思ったのでした。
わたしは、若いころから「着ること」そのものが大好きだったのですが、だんだん「本当に似合うもの」と「本当に良いもの」が欲しいなと思うようになりました。
それから、ちょっと「個性的なもの」に魅力を感じるようにもなりました。
かといって「量より質」というわけにもいかない性分のようで、ミニマリストにはなれないタイプのようです。
いずれにしても、「質が良い」ということはそれなりに高価ですよね。
それから、高価なものも安価なものも「いずれは朽ち」てしまいます。
「古着屋さん」で綺麗で質のよいもの、めずらしいもの、を探して「気楽」に着る。
いつの間にか、これがわたしのスタイルになりました。
アクセサリーも同じで、「本当に好きなもの」を、なくしても惜しくない程度で買って、あるいは自分で最高に気にいったパーツで作っています。
本当はお洋服も自分で作れたら・・・と思いますが洋裁のセンスはないようです(汗
もちろん、時々デパートで高級なお洋服を見て「欲しい!」と思う事ありますよ。
でも「買う余裕ない」時も寂しいとは思いません。
思った通りに手に入れても、ぜんぜん楽しくないですからね。
「物」の価値なんて無いに等しいと思うから。
それよりも、「健康」で、楽しい友達と家族がいて、美味しいものを食べて飲んで、
楽しめる仕事ができれば、それでいいかな!