ココロとからだにいいこと日記

手術なし薬なしで生理痛ゼロに!わたしの体質改善奮闘記。

糖質制限で、こむら返り。その後の対処。

糖質コントロール生活すること数ヶ月。こむら返りが頻発。

そして、ぎっくり背中と腹部のひどい攣りが夫を襲った件。

 

前記事では、その原因を「糖質制限」によるものと考えて、足りないと思われる栄養素の補給を試みました。

まずは、水分やミネラルの不足からくる血流障害改善をねらって、

〔対処1〕「白湯+ヒマラヤソルト+レモン」を接種。

〔対処2〕「チーズ」「小松菜」「小魚」などからカルシウムを接種。

また、治療として漢方医に相談し、

〔対処3〕「芍薬甘草湯」の漢方薬を接種。

 

まず〔対処1〕の結果、

少しの効果が見られました。ほんの少し楽になった。とのことです。

 

次に〔対処2〕カルシウム接種の結果ですが、

なんら変化が見られない様子でした。

 

カルシウム摂取についてはこちら、江部先生のブログを参考にしましたので、

他のタイプの方には効果的かと思われますが、夫の場合は別の要因のようでした。

 http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4098.html

糖質制限食の場合、相対的に高脂質・タンパク食となります。

また、葉野菜や海藻や茸を摂取するので食物繊維も豊富です。

自ら1型糖尿人でスーパー糖質制限食実践中のバーンスタイン医師によれば、野菜に多い食物繊維は、食事中のカルシウムと結合してカルシウム吸収をさまたげ、タンパク質中のリン化合物もカルシウムとわずかに結合するそうです。

バーンスタイン医師は、

糖質制限食実践中で、チーズ・ヨーグルト・クリームを摂らない人たち、特に閉経後の女性」

には、カルシウム補充を奨めています。

 

思い返すと、糖質制限に加えて、乳製品、特に牛乳やヨーグルトも接種を控えていたため、カルシウム不足も考えられると判断し、安全なチーズ(ナチュラルチーズ)を選び食事に取り入れたのですが・・・。

 

ところが、

カルシウムを接種しても、全く改善が見られませんでした。

 

そこで、不思議に思い、江部先生が触れられていた別の神経内科医のドクター、たがしゅう先生のブログを参考にしてみました。

こちらが、たがしゅう先生のブログです。

http://tagashuu.blog.fc2.com/blog-entry-348.html

 

先生の記事によると、

カルシウムを接種しても、実にならない他の原因「循環障害」や「代謝障害」が考えられることがわかりました。肝臓や腎臓に問題があるということです。

逆に言えば、カルシウムに異常が出るということは、単に多い少ないというだけではなく、何かしら別の異常が起こっていることが考えられます。

その一つが循環障害(血流障害)です。


運動や脱水の要因がないのにこむら返りを頻繁に起こす人が時にいます。

このような場合は、糖尿病、尿毒症、慢性肝疾患(特に肝硬変)などの基礎疾患がある事が多いということが経験的に知られています。

 腎不全ではカルシウムが再吸収できないし、肝硬変では蛋白にくっついたカルシウムが蛋白ごと減ってしまうからです。

カルシウムが足りない、という事態を見たときは、単にカルシウムを補充するだけではなく、

そうした代謝障害の存在にも目を向ける必要があるかと思います。

糖質制限を行うことは基本的に血糖値の乱高下を少なくして

血流の乱れを改善する行為なので、こむら返りが改善する方向に働くはずなのですが、

負の遺産として動脈硬化や肝機能障害、腎機能障害が残っている場合は、

そのリアルタイムに改善する血流に対応しきれずにカルシウムの補充が必要になってくるのかもしれません。

 

ということは、カルシウムを一時的にサプリメントで補給したほうがよいかなということで、江部先生とたがしゅう先生がおすすめしておられた「芍薬甘草湯」を処方してもらうついでにサプリメントもお願いしようと、漢方医を受診したのでした。

 

さて、〔対処3〕芍薬甘草湯ですが、

こちらも、残念ながら夫には効き目がありませんでした。

そして、こちらの漢方は一般には「頓服」として処方されるもので常用できません。

そういう薬が効かないのですから、余計に心配になりました。

 

漢方の先生は、この異常事態の原因を探ろうと血液検査※を実施。

なんと、結果は肝機能・腎機能の働きに「異常なし!」でした。

※血液検査について:その後他の情報で「糖尿病」が起こっている場合、なかなか血液検査で判断することが難しい事がわかりましたのでまた記事にしたいと思います。 

 

ここまでやってはじめて、

やはり、原因は、「ぎっくり背中」なのか??と思いはじめたのでした。。

 

その後、中国足心道とアロマテラピーに詳しい知人から情報を得て対処したところ、ようやく改善方向に・・・

次回は、中国足心道とアロマテラピーによる対処について書いておこうと思います。