内気?繊細であることが、まるで良くないことのよう・・・
おとなしい人が馬鹿にされている場面、よく見ます。
何も言い返さないから、静かにじっとしているから、「内気だ」「シャイだ」と言われるのです。
あなたはHSPではありませんか?
Highly Sensitive Personのことで、人口の15~20%がこのタイプなのです。
病気ではなく、タイプなのです。
良いとか悪いとかそういうことではなく。
とかく、今の時代は逆境に強い人間がまるで偉いかのような錯覚を起こさせます。
といっても、その強さというのは、そう見えない人にも宿っているのです。
そういう見え見えな部分ばかりではないのです。
シャイに見えても、実際には「シャイ」でも「こわがり」なのでもなく
ただ「敏感」なだけで、人より早く「考え」「判断し」「行動」しているだけなのです。
本当は、素晴らしい能力を持っている人が沢山いるのです。
この事実を知ると本当にほっとします。
こちらの、研究者のホームページをぜひ読んでください。
特に、以下のページは、このタイプの人について端的に述べていて
それでいて自分へのアドバイスも得られます。
Appreciating Sensitivity :We're Simply More Responsive
わたしは、音や痛みに異常に(まわりから見ると)敏感です。
いつも、「大げさだ」と怒られました。
幼稚園に通っていたころ・・・
恥ずかしいとか、怖いとか、そういうことではなくて、
一人でいるのが好きだったから、いつも一人で遊んでいたので
先生からは「ひどく内気な子」と思われていました。
小学校のころ・・・
男の子と元気に野球やサッカーをするのに、
女の子とべったり一緒にいるのが苦手でした。
だから、おせっかいな女の子にいつも「大丈夫?」と聞かれました。
落し物が自分のだとわかっていても、人前で「これ誰の?」と聞かれると
なかなか「私のです」って言い出せませんでした。
中学校のころ・・・
高校生のころ・・・
不幸な生い立ちの子たちのことばかり考えていました。
まるで自分のことなんてどうでも良いかのように。。。
大人になってから・・・
人の行動の背後にある気持ちとか動機とかがなんとなくわかってしまい
当惑したり、怒ったり。
「考え過ぎ」「気にし過ぎ」と思われることも多かった。
でも、人一倍、「誤解してはいけない」という気持ちも強かったから、これでもかっていうほど観察して分析した結果だったのだが・・・。
仕事するには・・・
細やかな性格が活きることも多かった。
でも、大勢の人たちとワイワイやるのは苦手。人間関係は大変だった。
特に、見た目についても、能力についても、ズケズケとはりあってくる人がいると大変。
純粋な人がいるとすぐに見分けて心地良さを感じました。
少しでも同感できる方は、きっとHSPの方かもしれません。
脳の働きの仕方も、HSPではない人とはちがうようですよ。